住んでみて分かった。五島列島は「宝島」だ/中西大輔

GOTOISTの中西です。

2016年に千葉から五島に移住しました。前職はシステムエンジニアで、辞める直前はインドでカレーを食べながら働いてました。五島に来てからは、マリンスポーツ(五島SUP)の経営、観光ガイド(下五島全域)、家庭教師、英会話講師、IT講師、絵本の読み聞かせなどをしてます。高校時代まではサッカー、大学からローラーホッケー、卒業後はランニングを中心にスポーツを続けています。五島に来てからは、夕焼けマラソンや椿マラソンに出場してます。外見が童顔で坊主なので、よく高校生と間違えられます。もうすぐ30歳ですが、実感はありません。女装が得意で、周囲の人間からは、よく「変わっているね」というお言葉を頂きます。

五島には社会人時代に休暇で来た時に心惹かれ、会社を辞めました。最初は「外国人が宿泊できるゲストハウスがあったら良いな」と思ってました。ところが五島に来てからは、あまり新規性を感じられなくなったので、一旦保留して別の事業(SUP)を始めました。

五島に住んでみて分かったのは、五島が「宝島」だということです。それは自然の魅力だけでなく、社会の仕組みもです。例えば五島では、高齢化と人口減少が著しく進んでいて、交通・医療・介護という幅広い分野で課題が山積しています。課題先進地として、こうした課題を最先端の技術(AIやロボット)で解決することが出来れば、非常に魅力的です。特に交通分野で、島内を自動運転、島間を自動船舶で移動できるようになれば、課題が解決されるだけでなく、観光面でも更なる可能性が広がると思います。


五島には11の有人島(2018年12月現在)があります。こうした島々には、独自の歴史と文化が残っていて、面白いです。ほかにも、かつて人が住んでいて、現在無人島になってしまった島もあり、探検するのも面白いと考えています。まだ私自身、全ての島々を制覇できていないので、積極的に足を運び、五島列島の島々の情報・魅力を発信していきたいと考えています。五島にはドローン空撮したくなる場所や、他の地域ではあまり見られない、地質学的な面白さも沢山眠っています。

こうした自然の魅力だけでなく、社会課題の解決になりそうな分野(空飛ぶ車や自動運転技術)も、情報収集しながら可能性を提案していく活動を続けていきます。そして最終的には、五島全体が、こうした技術導入に積極的にアクションするよう、活動してきたいです。    

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