五島は第二のふるさと/高橋久美子

現在、大阪でWEBを中心とした企画・制作会社で働いている髙橋です。大阪へは4年前に引っ越してきたのですが、出身は東京です。東京タワーも地下鉄もできる前から東京住まいの家に生まれたこともあり、小学校のときに帰省で帰る友人たちがとても羨ましかったことをとても覚えています。

その反動なのか、高校時代から機会をみては、国内を旅行するようになりました。今のところ、47都道府県中46都道府県行かせていただきましたが、同じ都道府県でも行く度に新しい発見があり、終わりがありませんね。

そんな私が五島を知ったのは、伊豆七島新聞社の記者の方に誘っていただいた5〜6年前ぐらいのアイランダー関連の島酒イベント。そのイベントではじめてお話した方が五島の方でした。その時は、五島?どこ?長崎?というレベル(笑)そこで五島の写真をいろいろ見せて頂き、「何じゃこのきれいすぎる海はー!」「教会?なんでこんなにあるんですか?」と見たことがない景色や建造物に一気に興味を持ち、その週に五島に行く旅を予約しました。(このイベントで出会った五島の方とは、今回のGOTOISTのイベントで再開し、このご縁に胸が熱くなりました)

長崎港からも好きですが、個人的には博多港から行くルートがおすすめ。朝日と共に見える島々は美しい。


話は逸れますが、私の旅行ルールのひとつに、”その土地の歴史を浅いながら知ってから行く”というマイルールがあります。五島に行くときも、長崎・五島の歴史を少しだけ調べていきました。そのときに、世界遺産にも認定された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」も含む、キリシタンの歴史を知り、とても興味を持ちました。

日本最初のルルドがある「井持浦教会」。


本で読むのと見に行くのとではやっぱり違うなと大きく感じることができたのも五島でした。他の土地でもあるのですが、そう感じられたのは、島民のみなさんと触れ合う時間が多かったからだと思います

島旅は車でめぐるという方がほとんどの中、交通公共機関を使って巡っていました。バスは1時間に1本あればいいし、なければ歩く(笑)でも、そのおかげで、乗ったバスやタクシーの運転手さんから「昨日●●歩いていたでしょ?」と声をかけていただいたり、ごはんを食べていたときにネタになったり、すごくいい思い出に。そして、本にも掲載されていない歴史や集落の話など、地元の方しか知らないだろういろんな話を伺うことができました。この体験が、私の五島好きに大きな影響を与えていると思います。

そして何より、海がキレイ!!東京湾や大阪湾とつながっている海とは思えない!瀬戸内や日本海、沖縄とも違う色、しかも貸し切り状態!(笑)贅沢すぎる〜!!(なのに、いつも天気がよくなーーい!涙)癒やされる・・・。

本土に帰ってくるやいなや、五島いいよ!心が洗われる島なんだよ〜!と口を開けば言うようになっていました。気づけば、会社の同僚や友人たち、旅好きなご夫婦などの五島旅プランを移動手段から組むように。勝手に“第二のこころのふるさ”ととして、五島に想いを寄せながら今に至ります。

今まで長期休みや弾丸1泊2日で行ったりしていましたが、気軽に行けたらいいな〜と思い、リモワ(リモートワークの略です)などに興味を持ち始めていたところ、今春五島市で開催されるリモートワーク実験に伺うことが決まり、数週間滞在予定です。

個人的に各地の焼肉屋さんの中でもTOPレベルの「喜楽」さん。タンが絶品!リモワ中も絶対行く!

リモワは会社・取引先・関係者・家族などの理解があって成り立つもの。幸い、勤務先の社長には五島の血が流れているということもあり、「いいですね〜」と(笑)。現在、社内で体制を作ったり、取引先にはスケジュール調整をお願いしたり、バタバタ行動中。さて、どうなるでしょうか?またタイミングを見て、ご報告できたらと思っています。よろしくお願いします。

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